2024年3月28日 メモ1「M&Fについて」
この「Mother&Father」は、現BDE名義での一番最初のオリジナル作品です。
ジャンルはSFなのかファンタジーなのかちょっとよく分からない…これ何なんですかね?ファンタジーよりのSFもどき?
もともとは「哀歓のプストタ」っていう別のタイトルで、3人のメインキャラが出る作品でした。ジジと、あとスミスっていう男性キャラ、幼い女の子のキャラ の3人です。
3人は半人間とかではなく、完全に兵器として生み出された人型兵器で、施設を抜け出して自分たちの兵器としてではない存在価値を問う…って感じのストーリー。

こんな感じ。この漫画、作画に気合を入れ過ぎてこの後数ページで挫折しました。ペース配分って大事。あとジジのバッグをどういうタイプにしようかありえんくらい迷った記憶がある。
いろいろとこねくり回したけど、なんかいまいちピンと来なかったので、試行錯誤した後に今のようなストーリーとキャラになりました。
構想ではマザー1の仲間があと2体、マフシステムに携わっていた研究員(おじいさん)が出る予定だったけど、1回も形にしないまま現在に至る。でも厳密に言えば、1回抽象画でマザー1の仲間2体が出演したことがある(作品名『おもちゃ』)。
大体のストーリー展開はあって、漫画も描いてた時期はあったけど、1つの物語として出すにはストーリーが中途半端な出来だったので、結果としてイラスト連作になりました。でも結果、当時の作風やらなんやらで雰囲気が出来上がっていたのでこれはこれで良しとする。ちなみに当初のストーリーはわりと過激で不自然なところがあったため、今考えている設定はけっこう緩和されている。というかストーリーはほぼあって無いような感じ。
とまぁ、この後にもいろいろと作品が出来たけど、今でもM&Fのキャラは描いてるし、なにより思い入れがある。この作品はまた別のメモで語るつもりです。よろしく。